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エリオットがユニゾに「あらゆる措置」と通告、善管注意義務促す
10月17日、ユニゾホールディングスの筆頭株主米エリオットはユニゾに対し、米投資会社ブラックストーンからの買収提案を真剣に検討することを改めて求めるとともに、株主に対する善管注意義務に従わない場合、あらゆる措置を検討することを通告したと発表した。写真は証券取引所のモニターに映るブラックストーンの証券コード。2016年4月4日、ニューヨークで撮影(2019年/Brendan McDermid)
[東京 17日 ロイター] - ユニゾホールディングス<3258.T>の筆頭株主米エリオットは17日、ユニゾに対し、米投資会社ブラックストーンからの買収提案を真剣に検討することを改めて求めるとともに、株主に対する善管注意義務に従わない場合、あらゆる措置を検討することを通告したと発表した。
ブラックストーンは15日、ユニゾHDに対して株式公開買い付け(TOB)を検討しており、ユニゾが23日までに同意することを条件に1株5000円でTOBを開始すると発表。[nL3N27023P]
これを受けエリオットはユニゾに対しブラックストーンの提案への見解を改めて質したが、ユニゾは全て回答済みとしていた。[nL3N271076]
一方、投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループは、17日までとしていたユニゾに対するTOB期間を11日1日まで延長した。関東財務局に提出した届出で明らかになった。