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アジア株式市場サマリー
[12日 ロイター] - 中国株式市場は上昇して今週の取引を終えた。景気下支えに向けた中国当局の対策が好感されたほか、米中通商交渉を控えた両国の歩み寄りを受けて貿易摩擦が緩和するとの期待が広がった。
13日の中国市場は中秋節のため休場となる。
中国は11日、一部の米国製品を追加関税対象から除外すると発表。トランプ米大統領も中国製品への関税引き上げを延期すると明らかにし、通商協議を前に双方が譲歩する姿勢を示した。
香港株式市場は下落。ただ米中貿易交渉への期待から週間ベースでは値上がりする見通し
シドニー株式市場は続伸して引けた。金融株が高かった。米中貿易摩擦緩和の兆しを受けて、リスク選好意欲が高まった。
トランプ米大統領は中国からの輸入品に対する制裁関税について、約2週間延期することを表明した。
OCBCのアナリストは顧客向けのノートで「次回の米中の閣僚級貿易交渉は、最近の摩擦緩和の動きを受けて、良いスタートを切るとの期待が高まっている」と述べた。
欧州中央銀行(ECB)は12日の定例理事会で、利下げや金融刺激策を発表する見通しだ。
金融株<.AXFJ>は0.3%上昇し、約6週間ぶり高値を付けた。
4大銀行株は小幅に上昇した。最大手コモンウエルス銀行(CBA)
鉄鉱石採掘会社のフォーテスキュー・メタルズ・グループ(FMG)