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ドル109円半ば、取引低調で小動き
[東京 28日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日東京市場の午後5時時点と変わらずの109円半ば。英米休場明け後も取引は低調で、主要通貨は総じてもみあい。目立った値動きはなかった。
海外市場でほぼ横ばいだったドルは、東京市場で仲値公示と前後して109.63円まで上昇した後、109.43円まで反落した。
麻生太郎財務相はこの日午前の会見で、日米貿易協定に含まれる可能性のある為替条項について「2年前のトランプ・安倍会談以来の話で、特にトランプ大統領から為替について話が出たことはない」と述べた。
ドルの上昇時には財務相の発言が話題となったが、市場では実需から買いが入ったとの声も出ていた。
ユーロは朝方の1.11ドル後半で、やや上値の重い展開。欧州議会選挙後「ポピュリズム勢力の台頭は懸念したほどではなかった」(外銀)として、いったん買いが強まったが、その流れは早くも一服となった。
リフィニティブのヒートマップによると、この日の主要通貨の取引高は、過去1カ月間の平均値を大きく下回る水準だった。
ドル/円
午後3時現在 109.52/54 1.1184/88 122.50/54
午前9時現在 109.50/52 1.1191/95 122.56/60
前日午後5時 109.57/58 1.1196/97 122.68/72
(為替マーケットチーム)