[上海 1日 ロイター] - 中国の新興電気自動車(EV)メーカー、蔚来汽車(NIO)は、初の海外工場を9月に開設する計画であることを明らかにした。欧州市場向けの電源製品を製造し、海外展開の加速を目指す。
7月29日付の発表文によると、工場はハンガリーのペストに開設。欧州のユーザー向けにバッテリー交換ステーションなどの電源製品を開発・製造するとしている。
NIOはドイツ、オランダ、スウェーデン、デンマークなどで今年後半に同社製EVの販売を拡大する方針で、それに伴い欧州でバッテリー交換ステーションの建設を加速する。
同社はバッテリーサービス網などのアフターサービスを重要な競争力として位置付けている。
欧州エネルギー大手シェルと提携し、全世界で4000カ所のバッテリー交換ステーションを設置する計画で、うち4分の1は中国国外に設置するとしている。
中国の新興EVメーカーや電池メーカーは世界市場で存在感を増している。電池メーカーの国軒高科は6月、ドイツ・ゲッティンゲンに初の海外工場を開設し、2025年までに生産拠点の3分の1を中国国外に置く計画を示した。