ある人は、モバイクがシェア自転車を始めた札幌へ飛んで、実際に解錠するシーンを動画で示し、12秒かかると言っている。また、中国では6秒で解錠できると言っている人もいる。告白すれば私はストップウォッチを持って何秒で解錠できるか測ったことはないので、今度中国に行く機会があったら測ってみることにする。

一方、ドコモ・バイクシェアの解錠が1分以上かかるという点については、今回改めて測ってみたがやっぱりそうだった。サイトをあらかじめ起動させておいたとしても、IDとパスワードを入力してログイン、目前にある駐輪場をリストから見つけ、目前の自転車の番号と照らし合わせて選択。4桁の番号(パスコード)をもらって、それを自転車のテンキーに入力してスタートボタンを押して解錠。ここまでスマホを20~30回もタッチする必要がある。

私がこう書いたことが「ウソ」だとおっしゃる人によれば、解錠の仕方にはもう一つあり、そちらでやると速いのだという。それはFeliCaカードやおサイフケータイを「会員証」としてあらかじめ登録する方法であり、それを使えば2回目からはカードやケータイをかざすだけで解錠する。

おサイフケータイを使えば便利なように作られている

私が使った解錠方法とFeliCaカードを使う解錠方法は、いずれも自転車シェアの実施主体である各区のサイトで紹介されている。そのうち一つを使った経験を書いたら「ウソつき」呼ばわりされるのだから、なかなか高度な読解力が必要なサイトだと言えよう。

おサイフケータイを使ったら解錠が速いと言っている人は、動画によってその解錠の速さを示している。その動画を見ると解錠まで15秒かかっている。つまり速いほうの解錠方法でも札幌のモバイクよりも3秒多くかかるわけである。

第三に、自分の居場所と置き場の場所をスマホの同じ地図上に示すことができない、と書いた点について、ある人は「ドコモ・バイクシェア ポートナビ」というアプリを使えば同時に示せるので、「明確な誤り」だという。

このアプリが存在することに私は気づかずにいたので、私の認識不足だった。ただ、ドコモ・バイクシェアのサイトにはこのアプリの案内が一切ないし、各区のサイトにも「ポートナビ アプリ」と書かれたバナー広告が貼ってあるだけで、それ以外の案内はない。「ポートナビ」という字だけみて、これが自転車の置き場に誘導してくれる地図だと認識しろというのは、なかなか高度な要求だと思う。

自転車1台あたり39万円の高コスト構造