アメリカはモンロー主義時代に逆戻りしつつある

筆者はアメリカの内向き政策は既にオバマ政権の時代から顕著となっており、かつてのモンロー主義時代に逆戻りしつつあるとかねてから主張してきた。実際、国務長官に指名されるマルコ・ルビオ氏について、米メディアでは「新モンロー主義外交」という言葉で形容し始めている。

トランプ氏は交渉好きとされ、日本に対する高関税政策も、在日米軍駐留費の負担増など、他の交渉テーマとセットにしたパッケージ・ディールの材料にすぎないとの見方もある。そうした面があることは否定できないものの、アメリカ社会の根底に孤立主義への回帰という大きな政治的潮流があることについて認識しておく必要がある。高関税政策はアメリカにとって不利なので、いずれアメリカは音を上げるとは単純に考えないほうがよい。

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