[東京 22日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル高/円安の110.82/84円だった。日本で発生した地震を踏まえ、余震などへの警戒感から朝方には売りが先行。これを契機に、日米の休日を前にしたポジション調整売りの動きが一時強まったが、正午にかけて持ち直した。

早朝に日本で発生した地震の報道を受けて、111円台前半を推移していたドル/円は一時110.27円に下押しした。市場では「ドル/円は短期間に急上昇してきただけに上昇余地は徐々に縮小してきている印象。休日を前にロングにはしたくない」(国内金融機関)との声が聞かれた。

米大統領選後のドル高局面では、ドル/円が少し下落すれば、すぐに投機筋の押し目買いが観測されたが、序盤の取引ではそれほど積極的ではなかったもよう。23日は日本で、24日は米国で、それぞれ休日となる。

その後は、米長期金利の持ち直しにつれ、110円後半にじりじりと値を戻した。地震による原発への影響はなさそうとの見立てから、朝方にドル/円を売った投機筋が買い戻す動きが出たようだ。

ただ、休日前のポジション調整の側面はまだ継続しそうだと見られている。「欧米時間にかけても底堅い地合いが持続するかは見極めが難しい」(別の国内金融機関)との指摘も聞かれた。

気象庁は22日、5時59分頃地震があり、震源地は福島県沖で、震源の深さは約10キロ、地震の規模(マグニチュード)は7.3と推定されると発表した。福島県では震度5弱が観測された。また、午前6時2分に福島県に津波警報を出した。

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