米大統領選の民主党候補指名が確定したヒラリー・クリントン前国務長官は、22日にも副大統領候補を発表する見通し。以下は、クリントン氏が検討していると米メディアが報じる副大統領候補の顔ぶれ。
<ティム・ケイン氏>
バージニア州選出の上院議員。リッチモンド市長、バージニア州知事などを歴任。スペイン語が堪能という。不法移民への市民権付与などリベラル的な政策を支持している。自由貿易協定も支持。
<トム・ビルサック氏>
農務長官。アイオワ州知事を務めた経験を持つ。党候補指名を争う党員集会・予備選では、クリントン陣営の選挙活動に積極的に関与していた。ビルサック氏は孤児であり、幼児期に養子として引き取られた。
<コリー・ブッカー氏>
ニュージャージー州初の黒人上院議員。ニューアーク市長などを歴任。2013年特別選挙で上院に当選、14年に再選を果たした。序盤のニューハンプシャー州予備選などでクリントン氏に熱心に協力した。
<エリザベス・ウォーレン氏>
マサチューセッツ州選出の上院議員。ウォールストリート(米大手金融機関)批判で知られる。大統領選出馬を促す声もあったが拒否。6月にクリントン氏への支持を表明、選挙運動にも参加している。
<ジェームズ・スタブリディス氏>
元海軍大将。北大西洋条約機構(NATO)欧州連合軍最高司令官を務めた。現在はタフツ大フレッチャー校学部長。副大統領候補になれば、クリントン陣営に軍事経験をもたらすことになるが、イラク占領初期にブッシュ政権の軍高官だったことがマイナスに働く可能性もある。
<シェロッド・ブラウン氏>
オハイオ州選出の上院議員。環太平洋連携協定(TPP)反対派。
<トム・ペレス氏>
労働長官。選挙活動の経験はあまりないとされる。
<フリアン・カストロ氏>
住宅都市開発長官。若手有望株として頭角を現している。インターネット接続の拡大などに取り組んできた。ただ、モーゲージローンを非営利団体ではなく大手銀行に売却した決定を非難する声もあるという。
サンアントニオ市長などを歴任。カストロ氏は26歳のときに、同市で史上最年少の市議会議員として当選を果たしている。