[ジュネーブ 7日 ロイター] - 世界貿易機関(WTO)は7日、今年の世界の貿易量が2.8%増加するとの見通しを示し、従来予想の3.9%増から下方修正した。
2017年は3.6%増加し、伸び率は6年ぶりに3.0%を上回ると予想した。
WTOはここ過去5年、景気回復を楽観しすぎていたとして、当初予想を引き下げるパターンを繰り返している。
世界貿易は、金融危機前は、世界経済成長の倍のペースで増えていたが、危機後は経済成長とほぼ同じ伸びを続けている。
最新の予測には依然、中国経済減速、金融市場の変動拡大などに起因する下方リスクがあるが、アゼベド事務局長は会見で「すでに実施されている金融政策がユーロ圏にプラス効果をもたらせば、上向く余地もある」と述べた。
2015年のモノの貿易は数量ベースで2.8%増加したものの、輸出額は、ドル高や商品価格急落が輸出に打撃となり13.5%減少した。サービス輸出も金額ベースで6.4%減少した。
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