[東京 7日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は4日続落。この日の安値引けとなり、終値で2015年10月14日以来、約3カ月ぶりとなる1万8000円割れとなった。日経平均が年初から4日連続で下げるのは1995年以来21年ぶり。人民元安や中国株の取引停止などでリスク回避ムードが強まったうえ、ドル安/円高の進行が売りに拍車をかけた。

米株安を背景に軟調なスタートとなるなか、午前10時15分に人民元の基準値が2011年3月以来の元安水準に設定されると中国経済への懸念が広がり、日経平均は下げ幅を拡大。その後、中国株式市場で取引開始後30分もたたずして主要株価指数が7%下落し、サーキットブレーカーが発動。上海と深セン市場が終日取引停止になったことも市場心理を冷え込ませた。

ドル/円<JPY=EBS>が一時118円割れと急速に円高方向へ振れたことも重しとなった。「富士重工業<7270.T>やデンソー<6902.T>など自動車関連株の弱さが目立つ。大口の海外投資家などによる主力株を外す動きが観測されている」(松井証券シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏)という。日経平均は昨年末から1000円を超す下げとなっているが、押し目買いや買い戻しの勢いは鈍く、後場も下値模索が続いた。

東証業種別では電気・ガスを除く32業種が下落。東証1部の8割以上が値下がりした。ルネサス<6723.T>株報道をめぐる増資懸念からソニー<6758.T>が売られたほか、米アップル<AAPL.O>による「iPhone(アイフォーン)」減産報道が引き続き重しとなり、日東電工<6988.T>やアルプス電気<6770.T>などが軟調だった。

東証1部騰落数は、値上がり239銘柄に対し、値下がりが1647銘柄、変わらずが49銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      17767.34 -423.98

寄り付き    18139.77

安値/高値   17767.34─18172.04

TOPIX<.TOPX>

終値       1457.94 -30.90

寄り付き     1483.9

安値/高値    1456.61─1489.63

東証出来高(万株) 237486

東証売買代金(億円) 28338.37

(杉山容俊)

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