他の国々だって間違いを犯した。プーチンと奇妙な「ブロマンス」を展開したドナルド・トランプ前米大統領にとどまらない。ドイツはプーチンにしつこく寛容であり続け、彼を排除するよりむしろ仲間に引き入れようとした。ドイツ政府は防衛費を拡大する責任から逃れ続け、天然ガスパイプライン「ノルドストリーム2」でロシアをつけあがらせてきた。
だが今このとき、ウクライナの避難民が雪の中逃げ惑う映像を見ながら、僕はわが国の負う責任の重さを考えずにはいられない。
他の国々だって間違いを犯した。プーチンと奇妙な「ブロマンス」を展開したドナルド・トランプ前米大統領にとどまらない。ドイツはプーチンにしつこく寛容であり続け、彼を排除するよりむしろ仲間に引き入れようとした。ドイツ政府は防衛費を拡大する責任から逃れ続け、天然ガスパイプライン「ノルドストリーム2」でロシアをつけあがらせてきた。
だが今このとき、ウクライナの避難民が雪の中逃げ惑う映像を見ながら、僕はわが国の負う責任の重さを考えずにはいられない。
フリージャーナリスト。1970年、イギリス生まれ。92年に来日し、神戸と東京で暮らす。ニューズウィーク日本版記者、英デイリー・テレグラフ紙東京支局長を経て、フリーに。日本、ニューヨークでの滞在を経て2010年、16年ぶりに故郷イングランドに帰国。フリーランスのジャーナリストとしてイングランドのエセックスを拠点に活動する。ビールとサッカーをこよなく愛す。著書に『「ニッポン社会」入門――英国人記者の抱腹レポート』(NHK生活人新書)、『新「ニッポン社会」入門--英国人、日本で再び発見する』(三賢社)、『マインド・ザ・ギャップ! 日本とイギリスの〈すきま〉』(NHK出版新書)、『なぜオックスフォードが世界一の大学なのか』(三賢社)など。