研究で使用した4万7355匹のデータによると、7.3%の犬がCBDやヘンプ(麻)由来製品を摂取しており、そのうち5.8%は毎日摂取していた。
CBDを摂取している犬は、そうでない犬に比べて平均して3歳ほど高齢だった。また、認知症(18.2%)、変形性関節症(12.5%)、がん(10%)といった疾患を抱えている割合も高い。
研究者らは飼い主に対し、犬に対するCBD使用の長期的な効果を確認するためには、さらなる研究が必要であると警告している。テネシー大学のジュリア・オルブライト教授は、「犬の攻撃性の多くは、ストレスや不安、つまり『闘争・逃走反応』に起因している。なぜ攻撃性だけが改善され、他の不安行動には変化がなかったのかはまだ解明されていない」と述べる。
また、今回の研究は飼い主による自己申告に基づいたもので、CBDの用量や製品の配合、与え方についての詳細なデータが不足しているという課題もある。
CBDには胃腸の不調や下痢などの副作用のリスクもあり、愛犬のためにCBDサプリを検討している飼い主は、信頼できるブランドを選び、投与量を注意深く管理することが不可欠だと研究者らは強調している。
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