<中国が春節で見せたヒト型ロボットはまだ課題山積だが、「破壊的イノベーション分野」として猛スピードで進化を遂げている>

中国の旧正月特番「春節ガラ」で十数体のヒト型ロボットが一糸乱れぬカンフーを披露し、「午年(うまどし)」の幕開けを祝った。

【動画】手足を振り回して設備をなぎ倒したユニツリーのヒト型ロボット、他

杭州に拠点を置くユニツリー・ロボティクス製の機体は、跳躍やキック、振り付けされた演舞を披露した。昨年のガラに登場した関節の硬いロボットとは異なる滑らかな動きに多くの人が驚く一方、懸念の声も上がった。

産業用ロボット分野では中国はすでに世界をリードしている。フランクフルトに本部を置く国際ロボット連盟によると、完全な統計が入手可能な2024年、中国の工場には約30万台の産業用ロボットが設置され、世界全体の54%を占めた。

今年の春節ガラは、その中国がヒト型ロボット分野でも先行しつつあることを国内外に示す狙いがあった。

中国の国家市場監督管理総局によると、2024年末時点でインテリジェント・ロボティクスの関連企業は45万1000社超に上り、2023年同期比で19.39%増加した。登録資本金の総額は約8840億ドルに達した。

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