<オーストラリアで撮影されたのは、ワラビーの母親の「衝撃行動」──>

オーストラリアで撮影された2頭のワラビーの動画にSNSでは動揺が広がっている。オーストラリアでワラビーに遭遇することは珍しくない。ただ、その行動が衝撃的だったのだ。

【動画】「自然は厳しい...」母ワラビーの「ポケット」から落下した赤ちゃんを待ち受けていたのは「母の衝撃行動」

撮影者カイリーの家に近づいてきた2頭のワラビー。すると突然、赤ちゃんワラビーをその場に置き去りにし、母ワラビーが走り去っていく。取り残された赤ちゃんはカイリーの方にジャンプしてきて、カイリーは「どうしよう」と戸惑いの声をあげている。

動画は2560万回以上再生された。別の動画で、ブリスベン在住のカイリーは、赤ちゃんワラビーが茂みに入り込んだため、地元のレスキューセンターに連絡したと語っている。母親は見つからず、この動画は幼いメスの赤ちゃんワラビーが孤児となった瞬間を捉えたことになる。

あるユーザーは「母親はもう戻ってこない。あなたを脅威と見なして、注意を引きつけるために子供を置いて逃げたんだよ」とコメントした。

別のユーザーは「怖くなって、自分が逃げるために赤ちゃんを犠牲にしたんだね......自然は厳しい」と書き込んだ。

この胸が締めつけられるような出来事は、オーストラリアの野生動物にとって人間が最も恐ろしい捕食者であることを示す科学的知見とも重なる。

2024年に発表されたオーストラリアの研究では、カンガルーやワラビーなどの有袋類が、ほかの捕食者よりも人間に対してはるかに強い恐怖反応を示すことが明らかになった。

ウェスタン大学生物学部とタスマニア大学の研究チームは、人間の声を聞いた場合、有袋類が犬やほかの肉食動物の音を聞いた場合に比べて2倍以上の確率で逃げ出すことを確認している。

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