核弾頭設備も改修

ドナルド・トランプ米大統領は次の核兵器制限条約には中国を含めたい意向を示しているが、中国政府はこれまでのところ、制限に前向きではない。

報告によれば、中国の科学者は四川省の渓谷に位置する「平通」と呼ばれる施設で核弾頭の中核部分を製造しているとみられる。同施設は過去数年で改修され、付近では建設工事も進んでいることが衛星画像から示されている。

同省内の別の場所でも、極めて危険な物質を扱っている可能性が高いとみられる施設の周辺で建設作業が確認されたと同紙は報じた。

専門家らはニューヨーク・タイムズに対し、中国は近年、四川省を含む複数の核兵器関連施設の建設や改良を急速に進めていると語った。

「すべての関連施設で変化が見られるが、その動きが加速したのは2019年以降だ」と地理空間情報の専門家レニー・バビアーズは述べた。

2025年初頭には、2つの専門家グループがロイター通信に対し、中国が四川省綿陽市でレーザー核融合研究センターを建設しているようだと語った。

この種の施設は、実際に爆弾を爆発させることなく核兵器の設計を行うために利用できると、昨年1月にアナリストが指摘していた。

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