治療法は?
チクングニアウイルスは主に、感染した蚊に刺されることによって人に広がるが、感染者は発症初期の数日間、血中ウイルス量が多いため、その間に蚊によってさらに感染が広がる可能性もある。
血中のウイルス量が多いため、輸血、研究室での感染血液の取り扱い、感染患者からの採血によってもウイルスが広がる可能性がある。
ただ、CDCは「このウイルスは人から人へ直接感染することはない。せき、くしゃみ、接触によっても広がらない」と、ヒトヒト感染の可能性を否定している。
チクングニアウイルス感染症に対する特別な治療法は存在しない。
多くの人は1週間以内に回復するが、CDCは「急性期の後も、数カ月から数年にわたり重度の関節痛が続く場合がある」と警告している。
感染地域に渡航する者は、虫よけ剤を使用すること、長袖シャツや長ズボンを着用すること、エアコンのある場所や窓やドアに網戸がある場所に滞在することによって、蚊に刺されるのを防ぐことで予防可能だ。渡航前にワクチン接種を受けることも可能である。
「(チクングニアウイルスの)流行は起きていない。しかし、米国人渡航者にとってリスクが高まっている地域を訪問またはそのような地域に移住もしくは長期間滞在する予定がある場合、ワクチン接種が検討されることもある」
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