国連は9日、未払いとなっている米国の分担金について、支払い時期と金額に関する詳細を待っているとの姿勢を示した。
ウォルツ米国連大使は先週、国連への未払い金を巡り、数週間以内に初回の支払いを実施すると述べている。
国連報道官は記者会見で「(ウォルツ氏の)声明は確認済みだ。(国連)事務総長はこの問題についてウォルツ大使とかなり前から連絡を取り合っている」とし「(予算)管理担当官が米側に接触し、(支払いに関する)示唆は得ている。具体的な支払い時期と金額を待っている段階だ」と説明した。国連のグテレス事務総長は、加盟国に送った1月28日付の書簡の中で、分担金の未払いなどにより国連の財政運営は差し迫った危機に直面していると警告した。
未払い金の大部分は米国によるもの。トランプ米大統領は多国間主義を廃すと表明しており、国連に改革と経費削減を要求。国連機関への拠出金を大幅に削減している。
[ロイター]

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