少女買春などの罪で起訴され自殺した米富豪ジェフリー・エプスタイン氏との関係を巡り、ノルウェーは自国外務省に対する調査を開始する見通しだ。
エプスタイン氏に関する数百万件の資料が先週、新たに公開。同氏と欧州の政治家、王室、超富裕層とのつながりが数多く明らかになり、波紋が広がっている。
英国では、エプスタイン氏と親密な関係があったとされるピーター・マンデルソン氏を駐米大使に任命したスターマー首相が厳しい非難にさらされ、将来に暗雲が立ち込めている。フランスでも、ジャック・ラング元文化相がアラブ世界研究所の所長を辞任するよう圧力を受けている。
ノルウェーでは、王室のメッテマリット皇太子妃のほかに、トルビョルン・ヤーグラン元首相・外相、ボーゲ・ブレンデ元外相らが、エプスタイン氏との関係を巡って取り沙汰されている。
ノルウェーメディアによると、大半の政党が外務省への独立調査を支持する姿勢を示している。ノルウェー経済犯罪捜査局は5日、ヤーグラン氏を汚職の疑いで捜査中と発表。ヤーグラン氏の弁護士は、同氏は無実を証明できると確信しており、捜査に協力する意向だと述べている。
[ロイター]

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