中国電子商取引大手アリババ集団は2日、同社の対話型AI(人工知能)「通義千問(Qwen)」の利用者数を増やすための春節(旧正月)期間中のキャンペーンに30億元(約670億円)投じると発表した。6日から、飲食や娯楽、レジャーに使える「紅包(お年玉に相当)」を配布する。競合する騰訊(テンセント)と百度(バイドゥ)が先に発表した、対話型AIの利用促進に向けた投資額の最大3倍に上る規模で、中国⁠のIT大手の間でAIサービスの競争が‍激化している。

テンセントは10億元、バイドゥは5億元の投資を、それぞれ先月下旬に表明している。

中国のIT各‍社はこれまで、数億人が帰省‍して家族と過ごす春節休暇‍を、新規ユーザー獲得の商機としてきた。

AI新興企業ディープシーク(深度求索)が昨年1月にAIモデル「R1」を発表して世界⁠のAI市場に衝撃を与えて以来、中国ではAIの競争が加速⁠している。

テンセ‍ントのキャンペーンは現金配布などで、8日に始まる。

アリババはキャンペーンが現金配布になるのか、同社のサービスで使える割引クーポンになるのかを明らかにしていない。

[ロイター]
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