<中国が拠点化を進めるカンボジアの海軍基地に、米日などが相次ぎ寄港。「自由で開かれたインド太平洋」をめぐる攻防が表面化>

南シナ海のそばに位置し、中国の軍事拠点と指摘されるカンボジア南部のリアム海軍基地が、中国の資金による拡張工事が昨年完了した後初めて、1月23日に米国の軍艦を受け入れた。

米海軍の沿海域戦闘艦(LCS)「シンシナティ」(インディペンデンス型)が、同基地へ一時寄港した。米海軍第7駆逐戦隊によれば、米国とカンボジアは「自由で開かれた」インド太平洋地域を維持するために連携しているという。

中国外交部は取材への即時の回答を控えた。

リアム海軍基地では昨年4月、「共同兵站・訓練センター」が稼働した。この施設は中国とカンボジア軍が共同で維持しており、中国にとっては2カ所目の公式な海外拠点になる。

中国政府は同施設が第三国を攻撃対象としたものではないと主張し、カンボジア政府も主権と管理の完全性を強調している。

しかし中国軍がカンボジアに展開すれば、中国は南シナ海で軍事的に優位に立つことになる。

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