<低価格の第4世代機が軍需ビジネスを動かしつつある。その裏には中国の「同意」という後押しと利害が――>

パキスタンによる戦闘機売却の動きが大きな話題を呼んでいる。いくつかの国と第4世代の戦闘機「JF17サンダー」の輸出に向けた話し合いを進めているというニュースが立て続けに報じられたのだ。

バングラデシュは、長年対立関係にあったパキスタンとの関係改善を背景に、JF17を48機購入する方向で交渉しているという。先頃はインドネシアの国防相がパキスタンを訪れて、約40機のJF17の購入を含む取引について協議した。

サウジアラビアとの話し合いも始まっている。パキスタンがサウジアラビアにJF17を供与することにより、サウジアラビアに対する約20億ドルの債務を相殺する計画が持ち上がっているのだ。

スーダン、リビア、アゼルバイジャンも、JF17購入の契約を締結したと報じられている。イラクも関心を示しているとされる。

一部の報道によると、こうした契約の総額は、合意済みのものと交渉中のものを合わせて200億ドルを突破する可能性があるという。

JF17は、軽量の多用途型戦闘機。パキスタンの航空総合研究所(PAC)と中国の成都飛機工業(CAC)が共同で開発した。2003年に初めて空を飛び、07年にパキスタン空軍で就役した。

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