トランプ米大統領は24日、カナダが中国との貿易協定を実行に移した場合、カナダに100%の関税を課す考えを示した。

自身の交流サイト(SNS)に「中国はカナダを完全に食い尽くすだろう。企業、社会の基盤、そして生活様式全体を破壊することになる」と投稿。

さらに「カナダが中国との貿易協定を成立させるなら、米国に入ってくる全てのカナダ製品・商品に即座に100%の関税を課す」と警告した。

カナダのカーニー首相は24日に公開した動画で国民に国産品の購入を呼びかけたが、トランプ氏の関税の脅しには直接言及しなかった。

カーニー氏は今月中国を訪問し、関税引⁠き下げで合意し新たな戦略的関係の構築で合意し‍た。

当初トランプ氏はこれを支持する姿勢を示していた。

カナダのルブラン対米貿易担当相はXへの投稿で、「中国との自由貿易協定を追求しているわけではない。合‍意したのはいくつかの重要な関税問題の‍解決だ」と説明した。

在カナダ中国大使‍館はロイターの取材に「両国首脳が合意した重要な共通認識を実行するためカナダと協力する用意がある」と回答した。

米国とカナダは、カーニー氏が世界経済フォーラム年⁠次総会(ダボス会議)でトランプ氏のグリーンランド取得構想を批判したことを受⁠け、ここ数日で緊張が高‍まっている。

トランプ氏はまた、中国がカナダを利用して米国の関税を回避しようとする可能性があるとの見方を示し、「もし'カーニー知事'がカナダを中国製品を米国に送り込むための積み替え港にできると思っているなら大きな誤りだ」と警告した。



[ロイター]
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