写真を撮ろうとしたときに大きなしこりを発見
彼女はさらにこう続けた。「とにかく手を保湿するようにしていた。乾燥すると皮膚がひび割れて、本当に痛かった。自分でバターやオイルを混ぜた保湿クリームを作って使っていたら多少は楽になったが、それでも発疹は繰り返し出てきた」
湿疹の症状が始まってから2年ほど経った頃、スミスはリンパ節が腫れていることにも気がついた。大学の学生証用のための写真を撮ろうとしたとき、顎の下に大きなしこりがあることに気づき、衝撃を受けたという。
そのしこりに気付いた後は、首や鎖骨、脇の下など、他の部位にもしこりがあるのを発見した。病院に行くと、医師からはおそらく良性の膿瘍だろうと説明され、血液検査などは行われなかった。
当時のスミスは、自分の肌に「恥ずかしさと罪悪感」を感じていたという。「神経が過敏になっていて、何かに触れただけで猛烈にかゆくなった。本当にひどくて、生活の質に大きな影響が出ていた。ずっと、何かがおかしいと感じていた」
状況が大きく動いたのは、それまでとは別の湿疹の治療法を求めて別の医師のもとを訪ねたときだった。医師は彼女の皮膚を一目見ただけで、困惑した表情で「これが何かはまだはっきりとは分からないが、湿疹でないことは確かだ」と告げた。
その後、スミスは窓に映った自分の姿を見て、首の後ろにも大きなリンパ節の腫れがあることに気付き、すぐに救急病院へと向かった。
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