メルセデス・ベンツは5日、運転手の監視下で車両が市街地道路を自律走行できるようにする新たな先進的運転支援システムを年内に米国に投入すると発表した。
新システムは「MB.DRIVE ASSIST PRO」と呼ばれ、昨年末以降、既に中国で販売されている。駐車場から目的地までの走行、市街地の交差点通過、右左折、信号の順守などが可能で、米国で「フル・セルフ・ドライビング」と呼ぶ同様のシステムを提供している米電気自動車(EV)大手テスラと競合する公算が大きい。
米国での価格は3年間で3950ドル。月ごとや年ごとに使用料を支払うサブスクリプション(定額課金)制度も導入する予定で、具体的な金額は今後公表する。テスラの同仕様システムの価格は買い切りが8000ドル、サブスクリプションが月99ドル。
ほとんどの自動車メーカーは運転支援機能を、交通パターンがより予測しやすい高速道路に限定しており、市街地走行に対応するシステムを手がけているのは今のところテスラのみだ。
[ロイター]

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