<電子廃棄物>
AIはまた、適切に扱わなければ人体に危険を及ぼす可能性がある電子廃棄物のようなより現代的なごみ問題の解決にも役立つかもしれないとジョンズ・ホプキンス大SNFアゴラ研究所の客員フェロー、デビッド・パーク氏は話す。
非営利団体「エンバイロメント・アメリカ」によると、米国人は1人当たり平均で年間47ポンドの電子廃棄物を出している。こうした電子廃棄物はリチウムイオン電池が含まれ、とりわけ電動スクーターに使われるものは例えば処理施設で圧縮されると爆発する可能性があるのだ。
AIは特定の形式の電池を探しだして廃棄物処理の作業員に危険を知らせ、安全で効率的な処分方法を提案できるとパーク氏は指摘する。
パーク氏は回収された素材の一部は高い価値を持つ可能性があるとし、ごみから価値を抽出できると踏んでいる。「米国ではわずか20―30%しか処理されず、残りは埋立地や焼却炉に送られている」とした上で、「私たちの未来を築くために必要な原材料はごみの中にあるのだ」と強調した。
[ロイター]

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