リサイクルは理論的に素晴らしい考え方であっても実際は厄介な作業だ。プラスチックとガラスを分別し、濡れた紙製品と腐った野菜を仕分けし、有害物質を取り除くという作業は人の手に頼る仕事であり、ごみは急速に埋立地を満たしていく。

しかし、人工知能(AI)がここで有望な支援手段となっており、廃棄物処理業界に数十年ぶりの大変革をもたらす可能性がある。

「リサイクル率を上げようとずっと努力してきたが、何をやっても効果がないように思える。基本的に人は怠け者だ」と米南部バージニア州で8つの都市と郡のごみ収集を管理するデニス・バグリー氏は語った。

「これでそうした責任を(市民から)取り除ける。AIとロボット工学でそれが可能になりリサイクル量を増やせる」とバグリー氏は話した。

バグリー氏が率いる「サウスイースタン公共サービス局」は年間数万トンのごみを処理し、100万人以上のバージニア州住民のごみを焼却後、その灰を埋立地へ運んでいる。

しかし、地域の埋立地はわずか数十年で満杯になり、バグリー氏は「私の業界ではすぐそこまで迫っている」と説明した。

そこで見つけた解決策が、全国の地方自治体の関心を多く集めている。それは埋立地に送り込むごみの量を半減できるAI駆動の分別システムだ。

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住民はごみ、リサイクル品、生ごみをまとめて捨てられる