このループはハザン市を起点・終点とし、旅行者は通常3日から5日かけて一周する。多くの場合、バイクで走行するか、現地ガイド付きのツアーを利用する。

とりわけニョークエ川を眼下に望むマ・ピ・レン峠などの山々は、このループの中でもハイライトといえるような眺望が期待できるポイントだ。

ハザン・ループはその壮大な景観ゆえ、冒険志向の旅行者にとって憧れの目的地とされているが、その一方で、辺境であることや険しい地形が安全上のリスクを伴う。道路は狭く、天候も不安定だ。それゆえ、旅行者は単独での走行は避け、慎重に走行するか経験豊富な現地ガイドを雇うよう助言されることが多い。

旧ハザン省では近年、鉄砲水や地滑りといった激しい気象現象が頻発している。これにより道路やハイキングコースが荒廃し、ドンヴァン地区などで観光客が立ち往生する事態も起きている。

今回拡散された動画のコメント欄では、足元のコンクリートが崩れ落ちた瞬間に対する驚きの声が相次ぎ、多くの人が「落差はどれくらいだったのか」と疑問を口にしていた。「1メートルなのか100メートルなのか分からない」と書き込むユーザーもいた。

あるユーザーは「これは最恐」と述べ、別の視聴者は「九死に一生の体験として生涯語り続けるだろうな」と綴った。

本誌はTikTokを通じて@shaunamcatamneyにコメントを求めたが、詳細について確認できていない。

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