日本政府は2019年、鹿児島県にある無人島・馬毛島を1億4600万ドルで取得した。この島は、2030年初頭までに、米海兵隊および航空自衛隊が運用する最新鋭のステルス戦闘機「F-35B」の主要な訓練拠点となる予定だ。F-35Bは短距離離陸・垂直着陸(STOVL)型の機体である。

馬毛島は大隅海峡に位置しており、中国海軍がフィリピン海や太平洋へ進出する際の通航可能な数少ない国際海峡の一つにあたる。本誌が確認した衛星画像によれば、2023年1月に始まった馬毛島での基地建設は、現在も急ピッチで進んでいる。

この動きは中国でも注目されており、先週には中国国営放送・CCTVが特集番組を放送。日本の再軍備計画のスピードに警鐘を鳴らす内容だった。これは、高市早苗首相の発言をめぐる日中間の外交摩擦のさなかに放送された。

中国の国営タブロイド紙「環球時報」は、12月7日に掲載した記事の中で、馬毛島での工事が「顕著に加速している」と伝えた。匿名のアナリストの話として、「現時点で2000メートルの滑走路、弾薬庫、燃料タンクなどのインフラ、そして大型軍艦が接岸可能な仮設桟橋などの主要施設がすでに設置されている」と報じている。

TBSの報道によれば、建設作業員の数は2024年12月時点より1000人多い6000人に達し、2025年10月には過去最多となった。

「日本の軍備拡張の一環」