<「撮るならハリウッド」――その常識を、テキサスの新スタジオ群が書き換えようとしている。そこから生まれるのは、新作ドラマだけでなく、メディア産業の新しい地図だ>

『イエローストーン』『1923』『ランドマン』『タルサ・キング』『メイヤー・オブ・キングスタウン』『特殊作戦部隊:ライオネス』などパラマウントを中心に数々の人気ドラマを手がける監督・脚本家・プロデューサーのテイラー・シェリダンが、テキサス州フォートワースに新しい制作拠点を構えた。

3月に本格稼働した大規模な撮影施設は、アメリカのエンターテインメント業界の大きな転換点になるだろう。

ハリウッドの伝統的な優位性が前例のない危機に直面する一方で、観客や労働者にとっては、ロサンゼルスから遠く離れた地で新たな物語と新たな雇用が生まれている。

シェリダン、パラマウント・ピクチャーズ、開発業者ヒルウッドが共同で設立したSGSスタジオは、フォートワースの「アライアンス・テキサス開発地区」に約4万1800平方メートルのキャンパスを開設。

2つの建物に6つのサウンドステージを完備し、最大4つの大規模な映像作品の制作を同時進行できる。

3月から『ランドマン』シーズン2の制作が始まっており、続いて『ライオネス』や、『イエローストーン』のスピンオフ『ザ・マディソン』などの制作が予定されている。外部のプロジェクトにも開放される。

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テキサスが牙をむく