才能は使ってこそ意味がある
──才能発揮において意識するといい点があればアドバイスをお願いします。
まず大前提として、「才能は発揮されて初めて意味を持つ」ということです。本書では、才能を「見つける」だけでなく「生かす」ことを目指しました。実際に行動してフィードバックを受けると自己理解が深まるので、「才能を使う」ことが何より大切になります。
才能のトリセツが「発動条件」で始まり、次が「欲求」になっているのはそのためです。環境と欲求を整えれば、才能は自然と表に出てきますから。才能を見つけてから発揮するのではなく、発揮する中で見つけていくんです。
さらに、フィードバックを振り返ると、たとえば「丁寧に準備をする」「相手に寄り添う」といった動詞が自然と浮かんでくる。そうした自分ならではの成功法則を見つめていただけると嬉しいです。
僕の場合は、新しい人や環境に接すると行動の意欲が上がります。「冒険したい」という欲求が行動のエンジンになっているからです。
欲求は人生の判断基準にもなります。たとえば僕の場合は「冒険したい」という欲求が満たされない仕事はやらないと決めています。
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