今回の研究で分かったこととは?

今回の分析によって、ダンクルオステウスに関して、いくつもの驚くべき事実が明らかになった。

研究チームはまず、ダンクルオステウスの特徴的な骨の刃は、この種とその近縁種にのみ見られる特殊な構造であり、大多数の節頸類は実際の「歯」を持っていたことを突き止めた。

これにより、ダンクルオステウスを進化的にどこに位置づけるかがより明確になった。獲物の肉を引き裂くのに適したこの特殊な骨の刃の進化は、他の大型魚を狩ることに特化していった適応の過程を示している。

さらに、ダンクルオステウスの頭蓋骨のかなりの部分が、これまで考えられていた以上に軟骨で構成されていたことも明らかになった。主要な顎の接合部や筋肉の付着点の大部分など、全体の約半分が軟骨だったという。

加えて、現生のエイやサメにも見られる特徴と似た、顎の筋肉が通っていたとみられる、骨に形成された大きな溝状の構造も発見された。

「これらの発見は、節頸類が原始的で、多様性のない動物だったという見方が誤りだったことを示している」とエンゲルマンは語った。

「(節頸類は)非常に多様な魚類のグループだった。その歴史の中で、さまざまな生態的役割を担っていたのだ」

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