メーガン妃と支持の影響

2020年、メーガン妃はアメリカ国民に対して、ミシェル・オバマ元大統領夫人のキャンペーン「When All Women Vote(すべての女性が投票したら)」を支持する呼びかけを行っている。

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このキャンペーンは中立をうたっていたものの、反トランプ層が主なターゲットとされていた。したがって、王室の中立性と評判に影響を与える可能性があるとして、反発を受けた。

のちにヘンリー王子の自叙伝『スペア(Spare)』発売後に夫妻の評判はアメリカで急落。その後の1年半の間に回復していたが、先のコーラム=ジェームズは次のように述べる。

 

「評判の観点から言えば、彼女はしばらく政治に関与しないほうがいいだろう。今年初めのいくつかの世論調査によると、少なくともアメリカでは評判は若干回復していることがわかる。

それは、彼女が物議を醸すようなことをやめたこととにほぼ一致している。王室で幸せではなかったことは百も承知だが、彼女が直面している困難の要因の1つは、少し政治的に見えたことだ。

とても進歩的な政治思想を持つ人物が、王室にもそれを従わせようとした。それが実現しなかったことに不満を抱いているように見えた。それが彼女が非常に人気がない理由の1つだ。

夫の家族に対して戦争を仕掛けているように見えることもよくない。政治的に見えるようなことで、自分の人気を下げる結果となったのだ。彼女がその点に関してアクセルを緩めてからは、人気は少し回復している。メーガン妃について言えば、特定の候補者を支持することは自身のブランドにはまったくメリットがないだろう」

イギリスを拠点とする王室評論家のアフア・ハーガンは、ヘンリー王子とメーガン妃はポジティブなメッセージを発信するだけにとどまり、物議を起こすテーマは避けるべきと本誌に語る。

「夫妻は関与すべきではありません。ただ、論争を助長するだけです。ただただ自分たちの生活を続けて、それを楽しむことに専念すべきです」

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