ウクライナ政府は15日、ゼレンスキー大統領の外遊予定を全て延期すると発表した。東部ハリコフでロシア軍が攻勢を強めている。
ニキフォロフ大統領報道官は「ゼレンスキー大統領は今後数日の海外の予定を全て取りやめるよう指示した。新たな日程を調整する」とフェイスブックに投稿した。
ゼレンスキー氏はハリコフの状況などを確認する軍との定例電話会議後に外遊中止を決めた。
スペインとポルトガルを訪問する予定だったが両国の政府関係者は訪問が中止されたと明らかにした。
ゼレンスキー氏は対話アプリのテレグラムへの投稿で外遊の延期を明らかにし、「現在、全ての注意を防衛作戦に向けている」と説明した。
ロシア国防省はこの日、ウクライナ北東部ハリコフ州で新たに2集落、南部ザポロジエ州で1集落を制圧したと発表した。
ウクライナを訪問中のブリンケン米国務長官は、同国が再びロシアの激しい攻撃に直面している「重要な局面」で米国はこうした追加支援を行うと言及。米国はウクライナ軍がロシア軍と戦う最前線への弾薬と武器の輸送を急いでいると述べた。
[ロイター]

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