25日の米株式市場で電気自動車(EV)大手テスラの株価が12%大幅下落した。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が今年の売上高の伸びが鈍化するとの見通しを示したことを受け売りが広がり、時価総額が約800億ドルが吹き飛んだ。

マスク氏は前日の決算発表で、次世代車投入に注力する中で今年は販売台数の伸びが大きく減速する可能性があると警告した。

この日の下げで時価総額は800億ドル減少。年初からは約2100億ドル縮小している。

CMCマーケッツのチーフマーケットアナリスト、マイケル・ヒューソン氏は「テスラにとって問題なのは、今後売上を大幅に拡大しようとする中で、中国の比亜迪(BYD)や他地域の競合との競争が激化し、営業利益率がさらに低下する可能性があることだ」と指摘した。

[ロイター]
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