イスラム組織ハマス幹部のサレハ・アル・アロウリ氏が2日夜、イスラエルによる攻撃で死亡した。複数の治安関係筋がロイターに対し明らかにした。イスラエルはレバノンの首都ベイルート郊外のダヒエにあるイスラム教シーア派組織ヒズボラの拠点を小型無人機(ドローン)で攻撃したという。

イスラエル軍はロイターの取材に対し、外国メディアの報道には答えないと回答。イスラエルのネタニヤフ首相の上級顧問を務めるマーク・レゲブ氏はMSNBCに対し、イスラエルはこの攻撃の責任を持っていないとした上で、「誰が攻撃したにせよ、これは国家としてのレバノンに対する攻撃ではないと明確にしなければならない」とし、「誰が実施したとしても、これはハマス指導部に対する攻撃だ」と述べた。

アロウリ氏はハマス政治局の幹部で、昨年10月7日にイスラエルに対する奇襲攻撃を敢行したハマスの軍事部門「カッサム旅団」の創設者の一人。米国は昨年、アロウリ氏に関する情報提供に500万ドルの報酬を支払うと表明していた。

ハマスは傘下のアル・アクサ・ラジオを通して、アロウリ氏が殺害されたと確認した。

レバノンの国営メディアは、ダヒエにあるハマスの関連施設が2日夜にイスラエルのドローンによる攻撃を受け、6人が死亡したと報道。レバノンのミカティ首相はこの攻撃について、レバノンを戦争に引きずり込もうとするものとし、「イスラエルの新たな犯罪」と非難した。

[ロイター]
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