ジャーナリストのジェレミー・シューは、19年にサイエンティフィック・アメリカン誌に寄稿した記事の中で、日本へのレアアース輸出規制は中国にとって裏目に出たと指摘している。

「トヨタやホンダなどの日本の自動車メーカーはこれをきっかけに、新しいハイブリッド・モーターを開発し、レアアースへの依存を大きく減らしたり、完全になくしたりしている」

アメリカ政府も同盟国と協力して、レアアースでの対中依存を減らすべく努力している。テキサス州フォートワースなどで国内のレアアース生産を再び増やすための取り組みも強化している。

一方、中国側も内モンゴル自治区などで国内のレアアース埋蔵地を探す手を緩めていない。中国政府は今後も、レアアースを国際政治の武器として利用し続けるつもりなのかもしれない。

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