世界各地で猛暑が続く中、アジア、欧州などでは17日も気温が危険な水準まで上昇した。米国では西部と南部で記録的な暑さに見舞われた一方、北東部は洪水につながる豪雨が降り、中西部では山火事が発生している。

中国では北西部・新疆トルファン盆地の町で16日、気温が52.2度まで上昇し、国内の過去最高記録を更新した。

米カリフォルニア州のデスバレーでは気温が53度まで上昇。フェニックスは17日に45.5度を記録し、18日連続で43度を超えて過去最長に並んだ。予報では少なくともあと1週間は熱さが続くとみられる。

昨年に暑さで425人が死亡したフェニックス地域のマリコパ郡では、支援団体が冷水や帽子、衛生キットなどを必要とする人々に配布している。

支援を受けたあるホームレス女性は「コインランドリーの乾燥機の中にいるような感じで窒息しそう」と語った。

こうした中、中国を訪問したケリー米大統領特使(気候変動問題担当)は17日、北京で中国の気候変動問題担当特使である解振華氏と会談した。

中国では長引く猛暑が送電網や農作物を脅かし、過去60年で最も深刻だった昨年の干ばつが再発する懸念が高まっている。

一方、韓国では中部や南部で13日から豪雨が続いており、17日時点で死者が40人に上っている。

欧州でもイタリアで17日、健康に脅威となる恐れがある気象警報が主要27都市のうち20都市に発令された。

[ロイター]
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