<これは想定外の事故なのか、あるいは人災か>

韓国国内でリゾート地として人気の済州島。観光客もはじめ、多くの人が訪れる済州市内のあるショッピングセンターで、4日、1階の天井が突然崩落するという衝撃的な事故が発生した。事故原因をめぐっては、手抜き工事のせいだという指摘とともに、起こるべくして起きた事故だったとの声も出ている。KBS제주など韓国メディアが報じた。

3週間ほど前にエアコン工事をしていた

天井からミシミシという音がすると、周囲にいた人びとがあたりを見合わたす。その瞬間、小さなかけらが一つ天井から落ちてきて、まもなく天井が丸ごと崩れ落ちた。人びとは慌てて建物の外へと逃げ出す──。

ショッピングセンターの天井崩壊当時の現場の状況だ。

建物1階の天井の4分の1ほどが崩れ落ち、80店舗余りが営業を停止した。事故の規模から考えるとけが人などの被害がなかったのは奇跡としか言えない状況だった。

事故が起きたこのショッピングセンターでは、済州市が商店街施設のリニューアル化事業をするため、天井にエアコンを設置してからわずか3週間ほどで事故が起きたという。

施設の管理人は、エアコン設置工事で天井に穴あけ作業をする際に鉄製の鉄骨部分を切断してそのまま放置したため、天井の石膏ボードに影響が出たと主張している。

「切れた部分があるじゃないですか。そこにエアコン設置工事をしたんです。それで問題が生じたようです。重量に耐えられなかったんです」(メン·ソンジェ元管理組合長)

もともと、テナントの店主たちは天井工事までやってほしいと要求したが、済州市の事業支援対象に含まれなかったため、老朽化した天井にシステムエアコンを設置したという。ちなみに1階の天井に設置されたエアコンは合計8台で、このうち6台が一区間に集中し、事故が予想されたという指摘も出ています。

「これは予見された事故でした。エアコンをつける時から不安でした。一方に偏りすぎたのも問題だったし」(テナントのキム·ミギョン店長)。

テナントの組合側は工事を主管した済州市の責任を問い、被害補償などを要求するという。

一方、警察は正確な原因究明のために科学捜査隊が現場を鑑識。さらに国立科学捜査研究院による鑑定も行われる予定だという。

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【動画】ミシミシという音が聞こえたと思ったら.....