国営イラン通信によると、同国は6日、初の国産の極超音速弾道ミサイルを公開した。西側諸国の間でイランのミサイル開発に対する懸念が高まる可能性が高い。

イラン国営メディアは「ファタハ」と名付けられたミサイルの写真を公表。式典にはライシ大統領と革命防衛隊の司令官が出席した。

精密誘導型で射程は1400キロメートルという。

極超音速ミサイルは音速の5倍以上で飛行し、軌道が複雑なため、迎撃が難しい。同国は昨年、大気圏内外を飛行できる極超音速弾道ミサイルを開発したと表明していた。

国営テレビはファタハについて「敵の高度な対ミサイルシステム」を標的にでき「ミサイル分野で大きな世代的飛躍を遂げた」と報道。

「イスラエルの(防空システム)『アイアンドーム』など、米国とシオニスト体制の最新鋭の対弾道ミサイルシステムを迂回できる」と伝えた。

最高速度はマッハ14クラス(時速1万5000キロメートル)という。

イランは欧米の反対をよそに防衛ミサイルの開発を進める意向を示しているが、西側の軍事専門家はイランが兵器の性能を誇張することがあると指摘している。

[ロイター]
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