ネット上に流出した米国機密情報とされる文書に、ウクライナ戦争でロシア・ウクライナ両軍の兵士合わせて最大35万4000人が死傷したとの記述があることが分かった。また、同戦争が2023年以降も続く長期戦に発展する可能性があるとも記されていた。

2023年2月23日付の分析では「ウクライナ東部ドンバス地方の戦いは年内いっぱいこう着する見込み」と題し、ロシアがをドンバス地方を奪取できる可能性は低いとの見方が示されている。

米国防情報局がまとめたとされる推計では、ロシア側の死傷者は18万9500─22万3000人。うち3万5500─4万3000人が戦死、15万4000─18万0000人が負傷したという。

一方、別の文書では、ウクライナ側の死傷者は12万4500─13万1000人に上り、戦死者は1万5500─1万7500人、負傷者は10万9000─11万3500人とされている。

この数字は、ロシアとウクライナの両国政府が発表した公式発表の約10倍に相当する。

ロイターはこの文書の真偽を独自に検証することはできなかった。ロシアやウクライナを含む複数の国が、流出した文書の信ぴょう性に疑問を呈している。また米政府関係者は、ファイルの一部が改ざんされているようだと述べている。

[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2023トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
「AIに使われるか、AIを従えるか」 一橋大学が問う、エージェント時代の「次世代エグゼクティブ」の条件
「AIに使われるか、AIを従えるか」 一橋大学が問う、エージェント時代の「次世代エグゼクティブ」の条件