シモニャンはさらに、ウクライナの隣町であるロシアのベルグロド州の燃料貯蔵庫が4月にウクライナからの攻撃を受けたことも引き合いに出した。「今、ポーランドもベルゴロドと同じような目に遭ったわけだ。これでおあいこだ」

シモニャンはポーランド領内に着弾したミサイルの発射元について疑問を呈しているが、それと呼応するように、ロシアの日刊紙イズベスチヤは「ロシア軍はポーランドとウクライナの国境付近の目標にはミサイル攻撃を行っていない」というロシア政府高官やロシア国防省のコメントを報じた。

ウクライナ当局は、関与を否定するロシア政府を非難している。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は日々の演説で「脅威はわが国の国境内に留まらない」と警告してきた。

ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます