<大統領選の公約だった。そしてジャクソンは絶大な支持率を誇っている>

米上院は4月7日、バイデン米大統領が米最高裁判事に指名したケタンジ・ブラウン・ジャクソン連邦高裁判事を賛成多数で承認した。

アメリカ史上初の黒人女性最高裁判事が誕生することになる。

バイデンは大統領選の公約で新判事に黒人女性を指名すると掲げていた。無事承認されたことは、今年11月の中間選挙を前に、バイデンと民主党にとっては追い風となる。

世論調査によれば、ジャクソンは最高裁の新判事候補として近年で最も支持されていた1人であり、その人気はトランプ前米大統領が指名した3人の保守派判事を上回る。

マーケット大学による最新の調査で、黒人の間の支持率は86%、ヒスパニックは76%と、民主党の岩盤支持層から熱狂的な人気を誇っている。

ジャクソンは指名公聴会で、自身の母親はフロリダ州で黒人が隔離された学校に通っていたと話した。

彼女が体現した21世紀のアメリカン・ドリームは、今後も永く語り継がれていくことになるだろう。

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