暗号資産(仮想通貨)取引所のリキッドは19日、ハッカー攻撃を受けたことを明らかにした。被害総額は推定9400万ドル(約103億3000万円)以上。

同社はツイッターに「#LiquidGlobalウォームウォレットが不正なアクセスを受けたため、コールドウォレットに資産を移している」と投稿。暗号資産の入出庫を停止したことを明らかにした。

資産の移動先を追跡しており、資金の凍結・回収のため、他の取引所と協力しているとも表明した。

ウォーム(ホット)ウォレットは、常にオンラインに接続されており、ユーザーが容易に仮想通貨にアクセスできる。コールドウォレットは、オンラインに接続されておらず、通常は安全性が高い。

ロンドンのブロックチェーン分析会社エリプティックによると、被害総額は9400万ドル以上。うち4500万ドルはイーサリアムのブロックチェーンに接続されたトークンという。

エリプティックは、ハッカーがこのトークンを分散型(ピアツーピア)取引所で仮想通貨イーサに変換していると指摘。盗まれた資金の追跡でリキッドを支援していることも明らかにした。

分散型金融(DeFi、ディーファイ)を手掛けるポリ・ネットワークは先週、不正流出した約6億1000万ドル分の仮想通貨のほぼ全額がハッカーから返還されたと明らかにした。

[ロイター]
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