シンガポールのリー・シェンロン首相は、新型コロナウイルスのワクチン接種証明を他国と相互に認識することが、国際的な移動再開に向けて必要な措置だとし、複数の国と協議していることを明らかにした。

地域のハブとして機能しているシンガポールは、2カ月前からワクチンの接種を進めている。米ファイザーと独ビオンテックが共同開発したワクチンと、米モデルナのワクチンを承認している。

リー首相は24日にフェイスブックに投稿した動画で「各国がそれぞれ自国の供給確保に取り組むとしても、途上国を含む全ての国が国民のためにワクチンにアクセスできるよう国際的に協力しなければならない」と述べた。

また「ワクチン接種証明の相互認識について、関心を持つ国々と協議している」とした。具体的な国名は明らかにしなかった。

ギリシャやスペイン、英国なども、経済・観光復興を目指し、ワクチンを接種済みであることを証明する「ワクチンパスポート」の構想を検討している。

[ロイター]
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