新型コロナウイルスの大流行によって、政府に対する幻滅が高まったことも調査で判明した。ミレニアル世代と1996年から2015年の間に生まれたZ世代は、年上の世代よりも自分の国が「制御不能」になっている。政府への信頼は、ほとんどの先進国で史上最低に落ちているという。

イギリスに拠点を置くメンタルヘルス財団とケンブリッジ大学が行った研究は、パンデミックが精神面に与えた影響はウイルスそのものよりも長く後に残ると警告した。世界中の社会でコロナ前からくすぶっていた鬱、孤立、不安の問題は2020年になってさらに悪化している。18~29歳のイギリスとアメリカの調査参加者は、年上の世代に比べてはるかに高いレベルの精神的苦痛を経験している。

「失業、精神衛生上の問題、いつ終わるとも知れないコロナ危機などで、将来に対する絶望がふくらんでいる」と、ロンドン出身のジェームズ(30歳)はFTに語った。

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 サッカーW杯 日本が優勝する日
2026年6月9日号(6月2日発売)は「日本が優勝する日」特集。

Jリーグ発足後、飛躍的に進化した日本サッカー。W杯の頂点に挑み世界を驚かせる時が来た

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます