ニュージーランド(NZ)のアーダーン首相は8日、新型コロナウイルス感染防止のため導入した措置について、入国規制以外全てを解除すると発表した。

保健省はこの日、国内の最後のウイルス感染者が回復したと発表。新規感染者も17日連続で出ていない。

首相は記者会見で、8日深夜から警戒態勢を「レベル2」から「レベル1」に引き下げ、ソーシャルディスタンス(社会的距離)などの制限を解除すると説明した。

人々が集まるイベントは通常通り開催が可能になり、小売りや観光業、公共交通も通常のように再開する。

首相は「より安全でしっかりとした状態になった」と強調し、新型コロナ感染拡大前の状態に戻るのは簡単ではないが、国内経済の再建に向け取り組みを行う姿勢を示した。

また、「国内感染を現時点で取り除いたと確信しているが、今後も努力を続ける必要がある」と説明した。

国内で2月下旬に最初の感染者が確認されて以降、感染者の合計は1154人、死者は22人となっている。

[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

【関連記事】
・東京都、新型コロナウイルス新規感染14人 2桁台7日連続
・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ
・韓国ではなぜ新型コロナ第2波のリスクが高まったのか
・街に繰り出したカワウソの受難 高級魚アロワナを食べたら...


20200616issue_cover150.jpg
2020年6月16日号(6月9日発売)は「米中新冷戦2020」特集。新型コロナと香港問題で我慢の限界を超え、デカップリングへ向かう米中の危うい未来。PLUS パックンがマジメに超解説「黒人暴行死抗議デモの裏事情」
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます