[ロンドン 26日 ロイター] - ヒーリー英財務相が28日、21歳以上の最低賃金を3.9%引き上げて時給約13.20ポンド(17.63ドル)とする計画を発表する見通しだと、英紙タイムズが26日報じた。予算案に盛り込まれた場合、2027年に発効する。現在の時給は12.71ポンド。
18-20歳の最低賃金も3.9%引き上げ、現在の10.85ポンドから約11.27ポンド程度にするとした。財務省は報道についてのコメントを差し控えた。
英国の最低賃金は、平均賃金(中央値)に占める割合として先進国の中で最も高い水準の1つ。歴代政権は最低賃金を平均賃金(中央値)の3分の2まで上げるよう取り組んできた。
一方、アナリストや経営者の一部は、若年労働者の賃金水準が失業率上昇の原因の一部になっていると指摘している。
政府の諮問機関である低賃金委員会は今年4月、平均賃金の上昇見通しを踏まえて27年の最低賃金を約3.7%引き上げて時給13.18ポンドに設定する必要性があると助言していた。