[26日 ロイター] - 26日の米国株式市場で、人工知能(AI)向けクラウドサービスに特化した「ネオクラウド」企業の株価が下落した。宇宙企業スペースXのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、同業界は大幅な再編や倒産に直面する可能性があると発言したことを受け、AIインフラ投資と収益創出の間に広がる格差への懸念が強まった。
午前の取引で一時、ネオクラウド企業のコアウィーブは1.6%下落。ネビウス・グループは4%、アプライド・デジタルは2%、それぞれ下落した。
マスク氏は25日、債務市場では「AIデータセンター以外から多額の収入を得ていない企業は、資金調達の道をほぼ完全に閉ざされている」と指摘。このため、「ネオクラウド」企業の間で大規模な再編や経営破綻が起きると予測した上で、スペースXがネオクラウド企業を買収することはないとし、「無意味だ」と述べた。
グレートヒル・キャピタル会長のトーマス・ヘイズ氏は「マスク氏は正しい。これらのプロジェクトを今後進めるための資金を賄うには、別の収益・利益源が必要になるだろう。資本コストが高すぎて魅力的なリターンを得ることは難しい」と語った。
コアウィーブの広報担当者はロイターへの電子メールで、同社は「差別化された技術」といった強みに支えられ、成長資金を調達する機会を引き続き見いだしていると述べた。