[18日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックスは、直近の米利上げにもかかわらず、2027年末の金価格見通しを1トロイオンス=5400ドルに据え置いた。金融引き締めにより金価格の上昇ペースは鈍化するとみられるものの、上昇トレンドそのものが崩れることはないとの見解を示した。
• 金現物は0013GMT(日本時間午前9時13分)時点で0.3%高の1オンス=4353.65ドル。米国の金先物は0.2%安の4392.50ドル。
• 米連邦準備理事会(FRB)は16日に利上げを決定し、今後数カ月で追加利上げを実施する可能性を示唆した。ウォーシュ議長も全会一致の決定に加わった。
• ゴールドマンはリポートで、「金融引き締めの影響は、最終的な金価格の下落というよりも、主に短期的な上昇ペースの鈍化を通じて表れる」と予想。
• 各国中央銀行による分散投資の継続が、金に対する強気な見通しを維持する主要な構造的要因だと指摘した。
• 一方で、FRBのタカ派的な姿勢が一段と強まれば、金価格の大幅な調整を招く可能性があるとの見方も示した。FRBが年内にさらに3回の利上げを実施し、最終的な金利水準の上昇を示唆した場合、金価格は4070ドル付近まで下落する可能性があるとした。ただ、各国中銀の買いが続いて相場を支え、2026年末までに4200ドル程度まで回復するとみている。