Maya Gebeily
[ベイルート 3日 ロイター] - イランは、レバノン南部のアリ・アル・タヘル丘陵をイスラエルが攻撃すれば強力に対抗すると、米国に警告した。関係筋3人がロイターに明らかにした。アリ・アル・タヘル丘陵はイスラエルと、レバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラが激しい争奪戦を繰り広げており、丘陵には現在、イランの精鋭部隊「イスラム革命防衛隊」の隊員らがヒズボラの戦闘員と共に立てこもっているという。
関係筋によると、警告は仲介役のオマーン経由で先月伝達された。中東紛争が7カ月目に入る中、イランがレバノン南部の地上戦に引き続き直接関与しており、イスラエルの攻撃に報復する用意があることが浮き彫りになった。
ヒズボラは、アリ・アル・タヘル丘陵を掌握していると表明し、イスラエルのいかなる進攻にも対抗すると強調。一方、イスラエル軍は丘陵の南側の広大な地域を占領しており、丘陵を「主要な作戦上の焦点」の一つと位置付けている。
関係筋によると、イランは米国に対して、イスラエルがアリ・アル・タヘル丘陵に本格的な攻撃を仕掛ければ大規模な反撃で応じると警告。警告の結果、イスラエルは米国の圧力を受け、丘陵制圧を先送りしたという。